近頃急激に蒸し暑くなり季節の移り変わりを感じるようになってきました。不快な気候にも負けずに本日も記事を投稿したいと思います。本日からは格安キャリアの内容分析を1
社ずつ行っていきます。格安キャリアは基本的に大手キャリアよりも最安値は同等もしくは安くなることがほとんどであるため、要点を絞って基本プラン+端末補償+無料で利用できるオプションに絞って紹介します。
プランは2020年6月5日時点で音声通話付きプランが2つ、データ通信契約のみのプランが2つの計4つで構成されていますが、今回は他キャリアからのお乗り換え前提と仮定して音声通話付きプランに的を絞ります。データ通信契約のみのプランについては直接ご相談頂くか、UQmobileホームページにてご確認ください。
音声通話付きプラン(長期契約・契約解除料なし)
上記の通り家族2名以上同時加入であれば2回線目以降にはUQ家族割が適用され大手キャリアよりも安く済ませつつデータ使用量もある程度まとまった容量を利用する事が出来るので魅力的に映る方も多いと思います。しかし同時に気になるのは品質面、サポート体制、アフターサービスについて不安になってしまい躊躇される方も多いはずです。その点についても調べてきました。
通信品質
UQmobileの親会社であるauのエリアをそのまま利用できます。auの人口カバー率は99%となっており、人が住む場所のほとんどで電波は届くようになっています。デメリットとしてはauのグループ会社といえども通信サービスの優先度は母体のauユーザーが優先的に利用する事になるので混雑時や災害時の通信速度は低下する事があり得る事と、au系の格安キャリア共通の制限として3日間で6GBを超過すると通信制限が適用されてしまうので大容量プランの方は注意が必要です。そうはいっても大手キャリアが母体の格安キャリアはその他の会社と比べて平均実測値は優遇されており、ネット検索やSNS閲覧程度なら問題なく利用できる数値になっていることがほとんどです。
サポート体制
何か不明点があったりトラブルや故障の相談をする際にはWEBでの相談や電話での相談だと心もとないという方も多いと思います。そういった時に力になってくれるショップ機能をUQスポットと呼びます。2020年6月5日時点では東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄以外は県に1箇所しかない地域もあり多いとは言えませんが、auの親会社であるKDDIがUQmobile事業を引き継ぎ完全にグループ会社とする事が2020年10月1日に決まりました。これにより既存のauショップにUQスポットとしての役割が追加される可能性があり、そうなれば実店舗網の拡大が見込めるのでサポート体制の伸び代はまだまだ向上の余地を残していると言えると思います。
端末保証
現在契約中のキャリアから格安キャリアに変更するネックとなりやすいのが端末補償の面です。携帯キャリアを介さずsimフリーモデルを調達して補償を携帯キャリアから切り離さない限りキャリア変更の際に保証は終了となってしまいます。ユーザーが利用している端末により変わってきますが、いずれのサービスにしてもデータのバックアップはユーザー自身で行う必要があります。
Android(他社モデル、SIMフリー)
つながる端末保証 月500円
UQmobileのSIMを挿入して利用する端末のみSIM契約時に申込可能ながら、上記URLの条件を満たしていれば発売後36ヵ月以内の自然故障を無償修理、破損及び水没の修理は保証加入中何らかの対応が可能と幅広い需要を取り込める保証となっておりAndroid持ち込みのキャリア変更に伴う障壁を可能な限り低く出来るように設定されていますが、データのバックアップはユーザー自身で行う必要がありますのでご理解のうえ加入してください。
Android(UQmobileで契約した端末)
端末補償サービス 月380円
UQmobile契約時にのみ同時加入可能な補償となっており加入すると
端末交換サービス
預かり修理
盗難及び紛失時にUQmobileで再購入する端末の値引き
が受けられます。端末トラブルの面についてはほとんどフォローされている品質の高い補償ですが、データ復旧やデータ保存などのサポートはないので日頃からバックアップは自分で取るようにしてください。
iphone(simフリー)
SIMフリーモデルを最初から選んで購入される方ならご存知のはずですが、applecare+は購入と同時かもしくは購入後30日以内に
applestoreへ持ち込み所定の検査をパスする
onlineで所定の検査をパスする
テクニカルサポートに相談して検査をパスする
事で2年分の費用をまとめて払う一括契約で加入出来ます。勿体ないということで加入せず30日経過した方は残念ながらお手元の端末では加入出来ませんが、加入した方ならキャリアを渡り歩いても補償は2年経つまで残ります。
破損、水没時の修理対応については
破損のみ 3400円+税
水没及びapple社の基準により交換が必要と判断された場合11800円
の費用で対応してもらえます。別途盗難紛失OPも加入することで盗難紛失時に見つからない場合は
iphoneを探すの設定を盗難紛失前から常に有効にしておくこと
盗難及び紛失中の端末がユーザーのApple IDと関連付けてあること
上記の点を満たしていれば11800円+税でリフレッシュ品を送ってもらえます。applecare+全体を通しての注意点は
補償購入後2年のみで再延長はなし
修理、盗難紛失時の補償込みで2年間で2回まで
となります。補償終了後は全て実費負担や買い直しとなるので注意してください。
iphone(UQmobile以外のキャリア版)
元キャリアの解約がすんだ日をもって補償が終了します。applecare+の再加入も出来ません。キャリアで契約する補償は分割払いのキャリアがほとんどなので、払い損ということは防げますが無保証なので端末の取り扱いには気をつけてください。
iphone(UQmobile契約時同時加入)
UQmobileでは2020年6月5日時点でiphone 7の取り扱いはWEBでも行っており、それ以前のモデルは実店舗に残る在庫のみのようです。実店舗にもないお店がほとんどだと思いますので過去作品にこだわる方は店舗への在庫確認が必要となります。UQmobileでも他キャリアと同様に購入時にapplecare+に加入することが出来ます。購入と同時加入は月払い、購入時に加入せず30日以内に加入する場合はSIMフリー端末時と同様の一括払いで加入する事になります。補償期間も2年間で盗難紛失の補償込みで2回までとなっており、サービス内容に変化はありません。
その他無料のオプション
データくりこし
プランSが3GB、プランRは10GB繰り越せます。しかもデータ容量の使用順番は
繰り越し分>基本データ容量>追加購入データ量
という親切設計になっており、繰り越し分が無駄になることがほとんどないというのも地味に有り難いところです。
テザリング 無料
テザリングが設定して利用できる機種なら無料というのも気軽に使える後押しになり、繰り越しデータも活かすことが出来て一石二鳥ですね。
あんしんフィルターfor UQmobile 無料
UQmobileとYmobileは母体が大手キャリアとなるため、格安キャリアながら無料で大手キャリアと同品質のフィルタリングを適用させる事が出来ます。お子さまに持たせる際にも管理がしっかり出来るようになっています。
いかがだったでしょうか?もし自分が大手キャリアから格安キャリアに乗り換えると仮定した場合気になる点に特化して内容をまとめました。最安値で済ませる前提のため無料期間があっても後に有料になるようなサービスや最安値にならないオプションは意図的に省いてあります。よろしければ検討の際の参考にしてください。
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