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執筆者の写真大樹 萩原

格安キャリアを分析する~スマモバ編~

今回の記事ではスマモバについてとりあげます。

料金体系

要点としては

  • プランS・Mは毎月の容量を消費すると翌月月初まで速度低下状態(上り下り200kbps以下)

  • プランLは3日間で3GBまで速度制限なし。3日間で3GBまで使用してしまった場合、次の日を含めた直近3日間の通信が3GB未満となった翌日0時に制限解除。その他相対的に他ユーザーと比較して使用しすぎている場合別途制限が適用される可能性がある。

  • プランLLは1日3GBまで使用可能。超過して制限が適用されても翌日0時に順次解除される。その他相対的に他ユーザーと比較して使用しすぎている場合別途制限が適用される可能性がある。

  • 速度制限適用時に追加データ容量購入オプションが存在しない

以上の点に注意が必要です。その他にもスマモバを運営する事業者が「THEWiFi」なるクラウドSIMを活用した料金の安さと基本無制限で使用できる点を売りに掲げる新しいサービスの提供を始めているようです。しかしこの契約も意識しなければいけない点があります。一通り確認した限りでは

  • 最大通信速度下り150Mbps/上り50Mbps

  • 対応規格が802.11b/g/n

  • 最低利用期間が24ヵ月となっており、基準に満たない途中解約は9800円の解除料がかかる

  • 使用端末がレンタル契約となっており、解約時に返却できない場合12000円の違約金がかかる

  • 中断手数料500円、再開手数料500円、プラン変更手数料も3000円発生

  • 月途中の解約であっても日割計算不可

  • 海外利用に1日1GBあたり850円もしくは1250円発生

  • 5Gアップグレードプログラム対応予定と掲げているが、THEWiFiの提供事業者側が5Gサービスの提供準備が整ったうえでTHEWiFiを24ヵ月以上利用したユーザーでないと対象外

などが気になった点として挙げられます。詳しいリンクは下記に貼付しておくので検討の際は1度ご確認ください。https://www.smamoba.jp/thewifi/

通信品質

スマモバはスマートフォン向けの音声通話プランではドコモ回線、データ通信端末ではソフトバンク回線、THEWiFiではクラウドSIMを用いたドコモ・au・ソフトバンク回線を使用している事業者です。ドコモ回線は混雑時に動画視聴や電子書籍閲覧、ゲームアプリなどの利用を行おうとするとwi-fi抜きでは満足な通信が行えないリスクがあるので目安として12時から13時の通信には特に注意してください。

サポート体制

スマモバはWEBでの申し込みを基本としている事業者のようでホームページ上からは販売時、アフターサポート時の受付窓口に該当するような店舗が見当たりませんでした。自分自身で対処することが基本となります。

端末保証

モバイル保険 月700円

スマモバではモバイル保険のみの取り扱いとなっており、加入条件は以下の通りになっています。

補償対象端末は以下のものです。 ・日本国内で販売されたメーカー純正の無線通信(Wi-FI、Bluetooth)が可能な端末 ・登録時において破損などなく全機能が正常に動作するもの ・登録時において次のいずれかの条件を満たすもの

(1)新規取得した日から1年未満 (2)新規取得した日から1年以上であってもメーカーまたは通信キャリアが提供する有償の補償サービスに加入しており、かつ当該サービスにより補償が受けられる状態※当保険の責任開始後は上記有償補償サービスの加入の継続は問いません。

※家族、知人、オークション等からの購入または譲渡された端末は登録できません。

上記条件を満たしていれば加入することが出来る補償となります。要点として

  • 主端末1台・副端末2台の計3台加入可能

  • 主端末1台のみの場合は年間10万円まで後日還付、盗難紛失の際は新端末購入後にお見舞い金として25000円の支給が受けられる

  • 副端末登録時の故障時は主端末7万円、副端末3万円までの還付となる。副端末の盗難紛失の場合は7500円の支給がうけられる。

  • 機種変更時に継続したい場合はマイページ経由で変更可能。

  • 国内使用時のトラブルのみとなっており、海外使用時の故障や盗難紛失は還付対象外となる可能性がある

  • 家族の端末を主端末に据えたり副端末にすることは可能。

  • 補償開始日は契約申し込み後翌日午前0時から

  • すり傷、汚れ等の本体機能と直接関係のない外形上の損傷修理・ガラスフィルムの塗布 やガラスコーティングなどの交換行為・バッテリーや充電器、付属品ケーブル等の交換行為・オペレーションシステム、アプリケーション等のソフトウェア復旧作業・通信端末に蓄積されたデータの復旧作業は還付対象外

  • 経年劣化・消耗に伴うバッテリー交換行為・変色、変質、さび、かび、腐敗、腐食、浸食、ひび割れ、はがれ、肌落ちの修復・ねずみ食いもしくは虫食いなどによる外形の毀損状態の修復なども還付対象外

上記の点はトラブル時にあわてないように把握しておくことをお勧めします。要点を抑えていれば活用次第で上手く活かすことも可能となっています。


いかがでしたでしょうか?意欲的な取り組みを怠らない事業者となっていますのでご検討の際はこの記事を参考にしてください。


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